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小笠原文雄先生の講演会②

 遅くなりましたが、昨日の小笠原文雄先生の講演会の写真を追加でアップいたしました。

【今回の講演に参加してみて】                           住み慣れた家で最期まで過ごし、家で 死にたいという気持ちは多くの人が持っています。現在の日本では患者さんの81%が病院で最期を迎えているそうです。その反面デンマークでは、在宅が31%、ケア付き施設・住宅が33%を占め、病院は35%に過ぎないとの事でした。今後日本でも安心して終末期を自宅(在宅)で迎えるためには、包括的な在宅緩和ケアが必要になってくる様です。

 病院では治療し完治して退院される方も多いですが、亡くなられる方も多いです。苦しんで亡くなられる人を傍で見ると死ぬのが恐ろしく・恐怖感にかられ不安になる事があります。ところが、自宅では人は死なない(小笠原先生の講演)生きている人達の生活の場だと思いました。喜怒哀楽の場でもあり、患者さんは笑顔になり、その笑顔を見た家族も笑顔になる。その人がその人らしく、住み慣れたリラックスできる場所にいる安心感があると思いました。そこへ、医療・看護・介護がケアの心を届けることが小笠原先生の講演を通じてまさに、在宅緩和ケアだなと実感致しました。

 事例を沢山紹介していただきました。最期に、みなさんが共通されているのが死を受け入れる事・実感し、死に対しての不安がなくなり余生を沢山の人に囲まれ笑顔で過ごされたという事です。『孤独』ではなく『希望』・『満足』・『納得』の上で、そこには一人ひとりの患者さん・ご家族の最高の笑顔がありました。貴重な講演ありがとうございました。


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