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小笠原文雄先生講演会に参加してまいりました。

みなさんこんにちはshine


本日は、大崎地区で積極的に在宅支援・緩和ケアに取り組まれておられる、穂波の郷クリニックの三浦正悦院長先生が代表を務めます、みやぎ在宅支援ドクターネット主催『小笠原先生、ひとりで家で死ねますか?』

小笠原文雄先生の講演会に参加してまいりました。

在宅医療の現状や緩和ケアについて、小笠原先生の実体験に基づいたお話をたっぷりと伺う事ができました。


ここからは、先生の講演の中で、印象に残った言葉をご紹介したいと思います。


緩和ケアとは…

人と人との関わりによって、心の中に桜が咲いたかの様な暖かいものが生まれていく事。少ない会話やコミュニケーションでも「あの人との関わりが楽しい。あの人に会いたいな。と思われる様な関係を構築する。」小笠原先生は「遠距離恋愛の様な関係」ともおっしゃられていました。

入院中は病院の部屋でナースが1日に何度部屋を訪れても、その中で生まれる会話やコミュニケーションからは、先ほど書きました、「心の中の暖かいもの」は生まれる事は無く、病院にいるのに孤独死状態と訴える患者さんが、自宅に帰り、1日1時間の訪問看護で心が通い、笑顔を取り戻し、満足して最期をお迎えになられた。


往診に行き、患者さんが笑顔になるまで帰らない!

それが私の診療方針です。

笑顔を見るまでは2時間でも3時間でも帰らない。

先生が患者さんに「この中で一番早く死ぬのは誰だと思う?」という質問をすると「わたしかな」と患者さんが答える。

患者さんの「そろそろ私は死ぬのかな?」という質問に対して先生は「そうかもね、死ぬかもね」と答える。

この会話のやりとりが先生が困った時の必殺技だそうです。

本人が死を認識してから初めて、本当の笑顔になれる。


今回、こういったお話の数々を拝聴する事が出来、もちろんこのページに書ききれない程の内容なのですが、今先生が研究に携わっていらっしゃる、遠隔診療のお話も興味深く伺いました。

「癒しを提供する人は、自分も癒されなければいけない」


先生の講演を聞いていた2時間は不思議と、とても癒された感じがしました。

話し方、ユーモア、醸し出す雰囲気なのでしょうか?


先生の最新の本を買って頂いたので、早速読んでみたいと思います!!





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